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Pl-Eq-Al || [ サブウィンドウの移植方法 ]

「Pl-Eq-Al」のサブウィンドウの移植方法について

「Pl-Eq-Al」で表示されるサブウィンドウ(プレイリスト・イコライザ・アルバムジャケット)は、
フェイスフォルダ内のサブウィンドウごとのフォルダを
別のフェイスのフェイスフォルダにコピーした上で
サブウィンドウを追加したいフェイスのiniファイルを編集することにより
そのフェイスのサブウィンドウとして利用することが可能です。

■サブウィンドウのフォルダのコピー

まず、サブウィンドウを追加したいフェイスのiniファイル(フェイス定義ファイル)と同じ場所に、
追加したいサブウィンドウのフォルダを配置してください。
フォルダとウィンドウの関係は以下のとおりです。
  • playlistフォルダ:プレイリストウィンドウ
  • equalizerフォルダ:イコライザウィンドウ
  • albumjacketフォルダ:アルバムジャケットウィンドウ

■フェイスファイルの編集

サブウィンドウを追加したいフェイスのiniファイルを開いて、以下のように編集してください。

● サブウィンドウ開閉のボタンを変更・追加する場合
  • プレイリストウィンドウ
まず、iniファイルの中から
Command = ShowPlayList
(「=」の前後に半角スペースが無い場合もあります。)
の行を探して、この行を削除するか先頭に半角の ; を追加してください。
;Command = ShowPlayList
次に、この行のすぐ下に
Command = ToggleSubFace
CommandParamType = String
CommandParam = Playlistwindow, .\playlist\playlist.txt, 0, 0
↑の3行を貼り付けて保存してください。
ボタンを押したときに開くプレイリストウィンドウが変更されます。
  • イコライザウィンドウ
まず、iniファイルの中から
Command = ShowEqualizer
(「=」の前後に半角スペースが無い場合もあります。)
の行を探して、この行を削除するか先頭に半角の ; を追加してください。
;Command = ShowEqualizer
次に、この行のすぐ下に
Command = ToggleSubFace
CommandParamType = String
CommandParam = Equalizerwindow, .\equalizer\equalizer.txt, 0, 0
↑の3行を貼り付けて保存してください。
ボタンを押したときに開くイコライザウィンドウが変更されます。
  • アルバムジャケットウィンドウ
おそらく、アルバムジャケットの表示ボタンは無いと思うので
他のボタンの機能を書きかえることになると思います。
以下のページに、「フェイスの変更ウィンドウ」「ファイルの変換ウィンドウ」等の
uLilithデフォルトのサブウィンドウを開くコマンドの一覧があるので
これを参考に、フェイス内にあるボタンのどれか1つの機能を差し替えるというかたちで
アルバムジャケットボタンを作成してください。
コマンド一覧表(2)(uLilithフェイス作成方法wiki)
例として、フェイスの選択ボタンの部分を変更してみます。
フェイスの選択ウィンドウを表示するコマンドは「ShowFaceSelector」なので、
Command = ShowFaceSelector
の行を探して、この行を削除するか先頭に半角の ; を追加してください。
;Command = ShowFaceSelector
次に、この行のすぐ下に
Command = ToggleSubFace
CommandParamType = String
CommandParam = Albumwindow, .\albumjacket\albumjacket.txt, 0, 0
↑の3行を貼り付けて保存してください。
フェイスの選択ボタンがアルバムジャケット表示の機能に変更されます。

● フェイス表示時に自動的にサブウィンドウが開くようにする場合
フェイス上のボタンの機能を変更しなくても、
フェイス表示時に自動的に指定したサブウィンドウを開くようにすることもできます。
アルバムジャケットウィンドウを自動表示させる場合、
ファイル内の1番上、 [Preference] フィールドの中に
InitCommandCount = 1
Command1 = CreateSubFace
CommandParamType1 = String
CommandParam1 = Albumwindow, .\albumjacket\albumjacket.txt, 0, 0
と追加すると、アルバムジャケットウィンドウが自動的に表示されます。
[Preference] の下の行から次の [〜〜〜] の1つ上の行までが
[Preference] フィールドの中です。)
他のウィンドウも合わせて自動的に開きたい場合は、
InitCommandCountの数値を増やして、
Command1などの「1」の部分を2や3に変更して追加してください。
  • 3つのウィンドウを自動的に開かせる場合の例
InitCommandCount = 3
Command1 = CreateSubFace
CommandParamType1 = String
CommandParam1 = Albumwindow, .\albumjacket\albumjacket.txt, 0, 0
Command2 = CreateSubFace
CommandParamType2 = String
CommandParam2 = Playlistwindow, .\playlist\playlist.txt, 0, 0
Command3 = CreateSubFace
CommandParamType3 = String
CommandParam3 = Equalizerwindow, .\equalizer\equalizer.txt, 0, 0
InitCommandCountキーが最初から書かれている場合、
InitCommandCountの数値を1つ増やして、
Command〜・CommandParamType〜・CommandParam〜のそれぞれの
末尾の「〜」数値を
「元のInitCommandCount数値+1」に書きかえてから追加してください。
例えば、
InitCommandCount = 1
Command1 = TopMost
CommandParamType1 = Bool
CommandParam1 = On
と書かれている場合は、
InitCommandCount = 2
Command1 = TopMost
CommandParamType1 = Bool
CommandParam1 = On
Command2 = CreateSubFace
CommandParamType2 = String
CommandParam2 = Albumwindow, .\albumjacket\albumjacket.txt, 0, 0
このように編集してください。
(3ウィンドウ同時なら、InitCommandCountを3つ増やして
 Command〜などの末尾の数値を元のInitCommandCount数値の
 それぞれ+1・+2・+3にしてください。)

● その他補足
CommandParamの行の末尾の『0, 0』は、サブウィンドウの初期の表示位置を示しています。
通常の場合、メインウィンドウの左上に重なって表示されますが
初期表示位置を調整したい場合は、この『0, 0』の数値を(半角数字で)書きかえて下さい。
1つ目の数値がX座標(横方向)で、プラスの数値で右に/マイナスの数値で左に変更されます。
2つ目の数値はY座標(縦方向)で、プラスの数値で下に/マイナスの数値で上に変更されます。
メインウィンドウの左上位置が基準で、数値を変更した分右下(マイナスで左上)に変更されます。

なお、フェイスの状態保存が有効であれば、この数値を変更しなくても
一度開いたサブウィンドウの位置は閉じた後に保存されます。

■編集したフェイスを表示する場合の注意

uLilithの本体設定の「表示→フェイス」で『フェイスの状態保存』が有効のままで
フェイスのiniファイルの編集前に一度でもそのフェイスを表示していた場合、
「ファイル編集前の状態」でフェイスの状態保存がFaceStateファイルとして保存されているので、
そのままフェイスを表示しても編集した内容が正しく反映されません。
設定フォルダの「FaceState」フォルダ内にある、
ini・txtファイルと同じ名前がついているFaceStateファイル
(フェイスの状態保存のファイル)を削除すると正しく表示されます。

設定フォルダ内のFaceStateファイルを直接削除してもかまいませんが、
他のフェイスのFaceStateファイルが混ざっていてどれを消すべきか分かりにくい場合は
下記の手順を行ってください。
  1. 状態保存を削除したいフェイスを表示する
  2. uLilithの本体設定で『フェイスの状態保存を有効にする』のチェックを外す
  3. そのまま、別のフェイスに変更する
この手順を行うと、表示したフェイスのFaceStateファイルが自動で削除されます。